NEXGEN(ネクスジェン)

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インタビュー

驚異の勝率ドライバー開発秘話。開発者、櫻木博公が明かすネクスジェンへの思い。

櫻木博公

HIROTAKA SAKURAGI

櫻木博公(さくらぎ ひろたか)/1944年生まれ、兵庫県出身。大手商社に勤めていた20年ほど前、輸入部門の責任者として海外から廉価なゴルフクラブを輸入・販売したことをきっかけにゴルフ業界へ。その後、日本を代表するクラブデザイナー竹林隆光氏と出会い、革新的なゴルフクラブを数多く輩出。
2005年4月にゴルフパートナー商品開発部の顧問に就任。ネクスジェンシリーズの開発者として活躍中。

「ゴルファーに迷惑をかけるようなゴルフクラブを作ってはいけない。それが私のクラブ開発の基本です」

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メリットがあればデメリットある、テクノロジーとは、それらを全部クリアしたうえで初めて語れるものではないでしょうか。

さらに、ゴルフクラブのカタログ上で語られるテクノロジーもただの飾り文句にすぎないものが多く、それがゴルファーを迷わせる原因でもあると櫻木さんは指摘する。
高反発に代わってセールスポイントとなった、大型ヘッドによる大慣性モーメントもそのひとつだ。

「何かひとつの部分だけをクローズアップしてクラブ全体の性能を語ることは無理があります。
たとえば、ヘッドを大きく、慣性モーメントを大きくすれば絶対に副作用がある。重心距離が長ければヘッドが戻ってこないし、操作性も悪い。重心深度が深くなればボールが必要以上に上がってしまう。
ネクスジェンは最終的に5000を超える慣性モーメントを実現しましたが、それと同時にこれらの副作用をいかに消し去るか、という点に重きを置いて開発されています。メリットがあれば必ずデメリットも存在しますから、それらを全部クリアしたうえで初めて語れるのがテクノロジーではないでしょうか」。

櫻木博公

また、シャローフェースなのに球がフケないという「ネクスジェン」の評価にも

「シャローフェースとか、ディープフェースという概念自体が自分のクラブづくりにはないんです。
最適な弾道、強い弾道を生むための重心バランスを徹底的に突き詰めた結果、たまたまシャローフェースと呼ばれる形状になっただけ。実際、両者の違いは数値にしても3ミリ程度です。それで弾道やサイドスピンが絶対的に変わるものではありません。
スイートスポットの少し上で打つとボールが飛ぶ、だからそのエリアが広い=有効打点距離の長いディープフェースがいいという常識もまかり通っていますが、実際の有効打点距離はスイートスポットから5ミリ程度ぐらい上まで。それ以上広くても意味がないわけですから、それでディープフェースが飛ぶというのはまさにナンセンスな理論なんです」。

まったくの想定外だった。ドラコン競技での圧倒的勝率。

そしてそのディープフェース至上主義が浸透していたドラコン競技の世界で驚異的な大旋風を巻き起こしている「ネクスジェン」。この現象を櫻木さんは予測できていたのだろうか?

「アベレージゴルファー向けに作ったドライバーがドラコン選手に愛用されるなんてまったくの想定外でした。もちろん非常にうれしいことですが、毎回クラブの性能を試されているような気がして開発者としてはプレッシャーが大きいですね(笑)。彼らはものすごいヘッドスピードで人並み外れた飛距離を出すわけですから、彼らがもし曲がるドライバーを使えば、曲がる度合いも人並み以上になります。そういった意味で、卓越した飛距離性能以上に、いかにネクスジェンが直進性、安定性に優れたドライバーであるかを本来のユーザーであるアベレージゴルファーの皆さんに知っていただくことにつながれば、と思いますね」。

3〜4球打っただけで打ちやすさを感じられること、そしてミスを許容する性能、それが良いクラブの条件

決められた球数を、決められた時間内に打ち、限られたエリアにボールを飛ばすことができて初めて記録が成立するドラコン競技。ある意味、飛距離以上に方向性がシビアに求められる競技とも言われ、戦う選手たちが使用クラブに対して真っ先に求めるのも
「易しさ」だという。彼らにとって難しいクラブで戦うことほど過酷なことはないのだ。そしてそれは、世界トップレベルのツアープロにも、アベレージゴルファーにも共通することではないだろうか。

櫻木博公

「本当に優れたクラブというのは、3〜4球打っただけで誰もが打ちやすさを感じることができ、ミート率も常に80%前後の確率でキープできる基本性能を持っているべき。それが私の持論であり、ネクスジェンはまさにその域に達しているクラブだと自信を持っています。
さらに、もしオフセンターでミスヒットしても、飛距離距のロス、方向性のブレをクラブがどこまでカバーしてくれるか。飛距離で言えばナイスショットで220ヤードの人がミスをしても200〜210ヤードは飛ばせる許容範囲の広さが良いクラブの条件でしょう。真芯に当たればたまに230ヤードぐらい飛ぶけど、ミスをしたら180ヤードしか飛ばないというクラブでは意味がありません。
「易しさ」とは、打ちやすさだけでなく、ナイスショットの確率やミスの許容範囲にも直結します。だからこそ、いまだ理想的なクラブに出会えていないアベレージゴルファーの皆さんにこそ、ネクスジェンを使っていただきたいですね。ドライバーはもちろんのこと、フェアウェイウッドやユーティリティ、アイアン、ウェッジも非常に高い完成度で作り上げることができました。ぜひとも、ご自身の目でネクスジェンシリーズの魅力を確かめてください」。

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